バルトレックスやゾビラックスで多い副作用

バルトレックスやゾビラックスは、アシクロビルやアシクロビルのプロドラッグのバラシクロビルを主成分とするヘルペスウイルスによる感染症の治療薬として多くの医療機関で用いられ、下痢や吐き気、胃腸症状、発疹、めまい、頭痛などの副作用の発症が多いとされています。
バルトレックスやゾビラックスは、体質や体調、病態によってはアナフィラキシーや中毒性表皮壊死融解症、間質性肺炎、肝炎などの重大な副作用を発症するリスクは非常に低く、基本的には服用時の副作用が少なく安全性の高い医薬品とされています。

ゾビラックスは、主成分とされるアシクロビルが消化液の影響を受け易く、用量や服用回数が増加するほど消化器官での吸収量が増加し、下痢や吐き気、胃腸症状などの副作用の発症リスク及び発症頻度が高くなりますが、ゾビラックスに比べてバルトレックスは下痢や吐き気、胃腸症状などの副作用の発症頻度及び発症リスクが低いとされています。
バルトレックスは、アシクロビルに必須アミノ酸バリンをエステル結合させたバラシクロビルを主成分とする事でバイオアベイラビリティが約55%まで高められた事により、必然的に胃や腸などの消化器官に吸収されるアシクロビルが減少し下痢や吐き気、胃腸症状などの副作用の発症リスク及び発症頻度が低くなっています。

バルトレックスやゾビラックスは、強力な抗ウイルス化学療法剤なので薬剤に対する過敏症や薬疹による発疹や湿疹、蕁麻疹、痒みなど過敏症や薬疹などの副作用を発症するケースがあり、体質や体調によってはアナフィラキシーショックや肝機能障害、急性膵炎などの重篤な副作用を発症するケースも極稀にあります。
感染患者は、病原ウイルスが脳の神経や血管を刺激する事で炎症や血管拡張を引き起こし発疹や頭痛、めまいを発症する事も少なく無いので、バルトレックスやゾビラックス服用時に頭痛やめまいなどの違和感を感じたら速やかに専門医に相談する必要があります。

バルトレックスやゾビラックスを服用できない人

バルトレックスやゾビラックスは、基本的にバルトレックスやゾビラックスに対するアレルギー症状を発症する患者や併用禁忌薬を服用している患者、腎臓や肝臓の機能が低下している患者、高齢者の服用は禁忌とされ、妊婦や授乳婦の服用は条件付きの服用もしくは禁忌とされています。

バルトレックスやゾビラックスは、主成分となるアシクロビルやプロドラッグのバラアシクロビルが肝臓で代謝されると共に作用後に腎臓から体外に排泄されるので腎臓や肝臓の機能が低下している患者は服用により、食欲の低下や全身の倦怠感、黄疸などの症状を引き起こす肝臓機能障害や肝炎、高血圧症や睡眠障害、尿毒素症などの症状を引き起こす腎機能障害を発症するリスクが高まるとして禁忌とされています。
高齢者は、加齢により腎臓や肝臓の機能が低下している事が容易に推測出来るので、バルトレックスやゾビラックスの服用は腎臓や肝臓の機能障害の発症リスクを高まるとして禁忌とされています。

バルトレックスやゾビラックスには、併用禁忌薬とされる薬剤があり、腎臓の排泄機能を阻害する事で尿酸の排泄を促進させるプロベネシドや肝臓の酸化還元酵素に作用する事で肝臓の機能を意図的に低下させるシメチジン、医薬成分の排泄阻害及び免疫システムの低下を引き起こす免疫細胞ミコフェノール酸モフェチル、薬剤の相互作用による血中濃度上昇の頻度が高く毒性により肝臓機能障害や高血糖症を発症するテオフィリンとの併用服用は禁忌とされています。

バルトレックスやゾビラックスは、基本的には妊婦や妊娠している可能性のある女性に対しての処方は避けた方が良いとされていますが、治療上の有益性が危険性を上回ると考えられるケースには処方されるケースがあります。
授乳婦は、母乳を介してバルトレックスやゾビラックスの医薬成分が乳児の体内に吸収されてしまうケースがあるとも言われているので慎重に服用する必要があります。